【2022年日本一周記】70日目 新潟～群馬～長野県　渋峠・毛無峠

日本一周70日目

東北は台風の影響で内陸の道に通行止めが多く、海岸線ばかり走ってきました。
しかし新潟、長野のラインは比較的道が大丈夫そう。というわけで久々に峠道へ向かいます。

　

走行ルート

日本一周70日目:2022年9月25日
走行距離:320km

　

本日の予定と見どころ

　

　

新潟県の海岸を走り、南魚沼のおにぎりを食べに

日本酒を飲み倒した1日が終わり今日からは真面目なライダーとして復活です。
ぽん酒館で食べたおにぎりが美味かったのでまだ美味しい米が食いてえ…

というわけで本日は新潟の中でもお米の本場、魚沼へ向けて走っていきます。
せっかく内陸へ入るので今日はそのまま国道最高点の渋峠を目指す事にします。

　

越後七浦シーサイドライン

内陸を目指すとはいえここは海岸沿いの近く。元々有料だった観光道路が無料になっているらしい。
せっかくなので元有料道路の越後七浦シーサイドラインを走ります。

海沿いのトンネルを次々と抜けていく道。海の上を走っているようで楽しいです。
そして断崖絶壁の山々をくり抜いてトンネルを作っているだけいて景色がとても良い。

海と山を両方楽しめる越後七浦シーサイドライン。朝から快晴の中気持ちのいい景色でした。

　

うおぬま倉友農園 おにぎり屋

海沿いを離れて内陸にある南魚沼を目指して走っていきます。全ては美味い米のため。
今回は有名な魚沼産コシヒカリの中でも特に希少な塩沢産にこだわったおにぎり屋さんを目指します。

お米の農園が直接経営しているお店なので米の品質は折り紙付き。
塩沢産はコシヒカリの中でも0.3%程度と希少なもの。米農家の間でも評判の味なんだとか。

これは期待出来るなーと思い立ち寄るとなんだこの行列！？

お昼前に到着したのですがなんという人の数。
店内で食べられるわけでなくテイクアウト専門なのですがそれでもこの行列かぁ。

とはいえここまで来て食べないという判断も無いので並んでおにぎりをゲット！
シンプルな塩むすびをはじめ5個程購入。美味すぎるぞ！並んだ甲斐があった！

お米だけでここまで美味しいのは驚きですね。綺麗な水と環境がこの美味しさを作るとか。
そりゃこんな美味しいお米と水があれば日本酒美味いに決まってるよなぁとぽんしゅ館を思い出します。

　　

南魚沼スカイラインを経由し国道最高点「渋峠」へ

想定外の大行列で思ったより時間を使ってしまいましたがまだ日は高い。
南魚沼スカイラインという山道を経由して長野県を目指します。

山の上から南魚沼の町を見下ろして新潟とお別れ。米と日本酒が最高でした！

当面は長野の田舎道を抜けながら走っていきます。のどかでいいねえ…
段々と坂道が険しくなってきます。さすが国道最高点この登り坂が20kmも続くのか。

なーんかバイクの加速がおかしいな。登り坂でアクセルを空けても加速が伸びません。
エンジンが止まるような感じでは無いですがうまくパワーが伝わっていないような…なぜ？

少しバイクの不調を感じながらも渋峠へ到着！しますがなんか急に辺りが真っ白でなんも見えん！
道中は綺麗な青空だったので残念…

　

危険な群馬県を目指して！この先キケン「毛無峠」

渋峠まで来たら実はもう一か所見たい場所があるので群馬県へと進みます。
なんとか行くまでに晴れてくれたらいいんだけど…

という期待は虚しく裏切られ、進むごとに白さが増していきます。
本当に視界が悪くて進むのが恐ろしくなってくるほどです。

そしてその目指す場所が近づくと舗装は無くなり結構なダート道に。
あげくの果てには先日の雨で水たまりまであります、危険すぎる！

どうにか突破するとネットでよく見かけたあの光景が見えてきます。
ありました！この先危険と群馬県の看板コラボでよくグンマー帝国とネタにされているあれが！

初めて自分の目で見て感慨深いものがあります。
しかしダートの上にこの霧で視界が悪い、本当に危険だった…

このあたりは本来絶景らしいですがこれだけ真っ白では何も見えません。
帰る道中少し霧が晴れました。長野側だけ晴れて群馬側は雲が、やはり恐るべしグンマー帝国。

　

終わりに

新潟は米が美味しい素敵な土地でした。が、しかし渋峠から毛無峠では見事に霧にやられてしまいました。
後からtwitterで聞いたところによるとあの辺りは霧が出やすいそう。次は快晴で見てみたい！

次回71日目「長野県～富山県」

この後いったん長野県へ戻って宿を取りました。
明日からは再び日本海側へ！富山県を目指して走っていきます。