北海道ツーリング2023 5日目
お久しぶりです。1年4か月の無職生活を経て社会人に復帰し生活をしておりました。
久々の労働生活に疲れて更新出来ませんでしたが慣れてきたのでまた少しずつ更新していきます。
まずは途中になっていた2023年夏の無職生活最後の北海道ツーリングから。
2022年に惜しまれながら生産が終了した音威子府そばが復活したと聞き食べに向かいます!
走行ルート
5日目:2023年8月20日
走行距離:381km
本日の予定と見どころ
- 朝から悪天候の中天下の絶景と呼ばれる美幌峠へ
- 復活の音威子府そばを堪能!
- 夕日の美しいクッチャロ湖でキャンプ
- 美幌峠
- 紋別名物なぜか旅人の集う「カニの爪のオブジェ」
- 復活の名物「音威子府そば」
- クッチャロ湖キャンプ場

twitterで音威子府そば復活!と書いたら様々なご意見をもらったので、僕なりに調べた意見も書いておきます
朝から真っ白多和平
おはようございます。夜星空を期待していたのですが急に霧が出てきたので見えず。
朝には晴れていて欲しいと思いながら期待して外へ出ると…

まあ真っ白な景色。本当は牛の放牧や雲海が見れる綺麗な景色なんですけど残念。
どうにか撤収準備を進めていると少しずつ小雨が降ってきます。

ここから北へ向かえば晴れの予報なので期待して走るとしましょう。
予報では道東はしばらく雨。時間が無いので道東を諦めて北へ向かう判断は正解かな。

(晴れてれば)天下の絶景「美幌峠」
走り始めると段々と雨が強くなってきます。日本一周中も散々雨に打たれたのが今や懐かしい。
とはいえ晴れてるに越したことはないので北へ向かうと晴れるという予報を信じて峠を越えます。

やってきたのは天下の絶景と名高い美幌峠。が、今日は視界無し!ここからの景色好きなんだけど…
しかも雨が次第に強くなってきます。今年は暖かいので寒くは無いですが滑りそうでかなり怖い。

峠を下ってもひたすら雨のまま。本当に晴れるのか…?と疑問を浮かべながら海岸線を目指します。
↓本来の景色はコチラ

なぜか旅人の集うスポット紋別「カニの爪のオブジェ」
海岸線を目指し走り続けると大雨だった天気が少しづつ回復してきます。ありがとう天気予報!
紋別の町に辿り着くころには晴れ間が見える程に回復しました。

やってきました旅人名物カニの爪オブジェ。カニ爪様のおかげですかねこの天気は。
と思ったのですが天候が不安定。突然の通り雨に苦しめられる1日となりました。

道中枝幸のあたりで海岸ギリギリまで出られる場所を発見。なかなかいい景色。
地元の方はさらに奥へ進み釣りなどしていますが、思いっきりオフロードなので入口で撤退。

復活の音威子府そば
昨年惜しまれながら生産の終了した音威子府そば。日本一周中に滑り込みで食べたのが懐かしい。
今回は中頓別に祖母の家がある友人から音威子府そばが復活したと情報をもらいました。

音威子府駅の目の前の「満腹イケレ」というゲストハウス兼食堂で提供しているとの事。
早速お店へたどり着きます。新音威子府そば!という旗がたくさん立っています。楽しみだ!

早速頼んでみるとこの独特な黒さ!去年も食べた音威子府そばだ!
暖かいのと冷たいのと2種類ありましたが今回は暖かいので頂きます。懐かしの美味しさだー。

友人からコーヒーも美味しいと聞いていたので食後に頂きます。
その場でミルで引いてくれて物凄く香ばしい香りがして美味しいです、ぜひ行く方は食後にどうぞ。

なぜ新音威子府そばを名乗れているのか?
しかし以前の生産者である畠山さんは廃業されたのになぜ復活出来たのか?
店員さんにお話しを伺いました。

音威子府そばは以前の生産者である畠山製麺所の社長しか製法を知りませんでした。
畠山社長が高齢になり「味が変わって評判を下げたくない」と引継ぎを行わず生産を終了しました。
しかし、千葉で音威子府食堂という食堂を経営している店長の佐藤さんが立ち上がります。
音威子府出身の佐藤さんは実家を継いだ弟さんのそば粉を使い「新音威子府そば」を開発します。
なので現在の音威子府そばは北海道産のそば粉を使って千葉で生産されているそう。
それを満腹イケレでも使って新音威子府そばを名乗っているそうです。

畠山さんは認めているの?という点ですが、僕の友人が畠山さんから直接聞いたところによると…
- 音威子府そばの復活をとても喜んでいる
- 毎日のように満腹イケレにそばを食べに来ている
- 5年ぐらいしたら「新」をとって音威子府そばを名乗ってもいいんじゃない?と言っている
(畠山さんなりのジョークだと思いますが)
伝聞なので正確ではない部分もあるかもしれませんが、間違いなく喜んでいたようです。
僕が行った日は遠方へ出かけられていたそうで直接お会い出来なかったのが残念。
twitterで音威子府そば復活!と書いたら本当に復活なのか?
畠山さんの廃業の経緯から気持ちを無視して復活と書くのは失礼では?というご意見も頂きました。
全く同じレシピじゃなければ復活と認めない!と言えばその通りです。
ただ畠山さん自身が新音威子府そばと認めているので、そこに外野が水を差すのは野暮じゃないですかね。
ここまでの情報から考えると新しいそばをとても歓迎していると思います。
もし畠山さんから快く思っていないという話を聞いた方がいれば教えて頂ければ記事を訂正します。
ちなみに自治体も音威子府村の黒いそば復活!と記事を出しています。
畠山さんも好意的に思っていますし、音威子府そばを名乗る事を認めている。
これは復活と表現しても良いと思っています。
クッチャロ湖キャンプ場
大満足の音威子府そばを満喫。かつそばも美味しいと聞いたので次は頼んでみたいなぁ。
昨年お世話になった中頓別の友人の実家からもお誘い頂いていたのですが時間が無い!
日程が押し気味なため、残念ながら先へ進む事に。
この辺りほぼ信号が無いので本当に走りやすいけど熊が怖い!

猿払辺りまで行けるかと思ったのですが、熊が怖くて集中しながら走ったからか疲れが…
最寄りのクッチャロ湖キャンプ場で本日はストップとします。

こちらのキャンプ場は夕日が湖に落ちていく景色が美しいキャンプ場。
しかし今日は天候いまいちの為、雲が多くて夕日があまり見えない…

日中の天気は良いことが多いのですが、夜に向かって天気が悪くなるのが残念。
まあ今回は日程に余裕が無いので日中雨に降られない事を祈りましょう。

終わりに
スタートは雨に苦しめられたもののなんとか晴れてくれて助かりました。
新音威子府そばも堪能出来て大満足。やはり北海道ツーリングは楽しいなぁ。
次回6日目「北海道浜頓別~宗谷岬~初山別」
明日はいよいよ日本最北端へ向かいます。何度来ても嬉しい最北端。
そして道北でも屈指のツーリングロードを楽しみに行きます!
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