日本一周67日目
ついに帰ってきた本州の大地。北海道が名残惜しくはありますが、旅はまだまだ続く。
東北地方についても寒いので早く南の暖かい土地へ行きたい…
走行ルート
日本一周67日目:2022年9月22日
走行距離:230km
本日の予定と見どころ
東北ツーリング編本格スタート!早速様々な東北の風景を楽しみます
青森~秋田県を目指して
久々に本州で迎えた朝、今日は青森県最高峰の山、岩木山を通り海岸沿いへ。
深浦の街を抜けて南へ向かいます。行けそうなら秋田県まで向かおうかな。
目の前に広がる岩木山、綺麗な山だなぁ。
北海道より信号が増えましたが町を外れれば軽快な田舎道。のんびりと走っていきましょう。
千畳敷海岸
岩木山を横目に見ながら海岸へと抜けます。このあたりが深浦町。
とても海が綺麗なところですが町が売りにしているのは夕日。美しい海に沈む夕日が見れるそう。
本当は僕も夕日に合わせてくる予定だったのですが…
台風で道が通行止めになり進路を変えた関係でどうしてもお昼の時間帯に通る事になりました。
それでもとても綺麗な場所だ!そうこうして海岸線を走っていくと…
その昔お殿様が畳を千畳敷き詰めて宴会したという「千畳敷海岸」に着きます。
こちら海岸までスロープがあって何台か車が乗り入れています。
海岸線までバイクを出して写真が撮れるのはいいですね。岩場で取り回し面倒だけど!
不老ふ死温泉
千畳敷を越えて次に目指すのは「不老ふ死温泉」。名前があまりにも素敵すぎる。
ここ深浦町の名物温泉らしく、一度立ち寄って入ってみたかったんですよね。
日帰り入浴もやっているので立ち寄って入ってみると…物凄い茶色い!
鉄分の含有量が多いらしく、お湯が茶色で濁っています。お風呂の写真は撮れないのでぜひHPを。
そしてこちらの名物は海まで1mの露天風呂。波が強いと危険なので入れないほど海の近く。
まるで海に入っているような解放感の温泉。宿泊者は風呂から夕日が見れるとか最高だろうなぁ。
とてもいいお湯でさっぱりしたところでお昼ご飯。
ここ深浦町は実はマグロ漁獲量青森県1位。名物はマグロステーキ丼だそうです。
当然ここにもあるんですよね~。旅館の社長のお兄さんがマグロ漁の網元さんだそうです。
なのでここで使われているマグロは直接網元さんから取り寄せた新鮮なマグロ!うまい!
このマグロをそれぞれ生、片面焼き、両面焼きで3種の味が楽しめます。
美味しかったしいいお湯だった不老ふ死温泉。次は宿泊して夕日を見てみたいですね。
十二湖「青池」
あまりに気持ちのいい温泉に入って正直もう走らず寝てしまいたい…
とまあそんなわけにもいかないので続いては十二湖の青池を見に行きます。
世界遺産の白神山地西部にある十二の湖を代表する青池。
北海道でも青い池、神の子池など青い色をした湖を見てきましたが果たしてここはどうか。
お~今まで見てきたのとはまた違った青さの池です。
これまで見てきた青い湖の中でも一番深い青色をしています。凄い色してるなぁ。
この湖も透明度はかなり高いらしいですが、さすがに透明度だけなら摩周湖の方が上です。
ただ、その透明度の差と周辺が林に囲まれて薄暗いからかより深い青色をしてまた別の神秘さを感じます。
周辺のブナ林も綺麗で十二湖を見て回る散策路もあるそうです。
ただ、全部歩き回ると4時間ぐらいとここだけで一日が終わってしまうので青池だけ見て行きます。
秋田県入り
青池を見た後はひたすら走り続けていよいよ秋田県へと突入します。
もう少し内陸入りたかったですが、台風による通行止めが多いのと寒いので海岸沿いの道が安定。
男鹿半島:寒風山
秋田県の男鹿半島を1周するつもりだったのですがすっかりもう夕方。
そして恐ろしいほど風が強い…360度の眺望を楽しめる寒風山だけ行くとしよう。
なんかもう暴風みたいな風が吹き荒れていてバイクで走ってるだけでも転びそう。
なんとか寒風山の山頂までたどり着けます。おお!素晴らしい眺望だ!
なんですが山頂の展望台の辺りはふきっさらしでバイクを止めようものなら速攻で持っていかれそう。
仕方が無いので少し下に降りた駐車場で写真撮影を行います。本当は山頂から撮りたかった。
秋田市内へ
秋田のなまはげ様にご挨拶しながら秋田市内へと向けて走っていきます。
あまりにも風が強く寒いので男鹿半島一周はまた今度。面白そうなところなのでまた来たいなぁ。
寒風山の山頂から眺めた風車地帯を駆け抜けて秋田の街を目指します。
風強すぎてテントが吹き飛ばされそうだし何より寒いので快活クラブ行くか~。やはり旅人の実家ですね。
終わりに
今までほとんど日本海側を走った事が無かったのですが、とても海が綺麗で走りがいがあります。
次に来るときは深浦の夕日、そして男鹿半島をゆっくり見て回りたいですね。
次回68日目「秋田県秋田市~新潟県新潟市」
台風が去ったばかりだというのにまた天候が崩れ始めます。
雨天から避難するために新潟県を目指します。
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